結論:5つ残った

2026年に入ってから試したAIツールは、数えるとゆうに20は超えている。新しいものが出るたびに登録して、課金して、気づいたらほとんど使わなくなっていた。残ったのは5つだけだ。Claude、ChatGPT、Perplexity、Cursor、NotebookLM。それぞれ役割が明確に分かれていて、重なっていない。

Claude — 文章を書くなら今これ一択

文章を書く仕事が多い人には、Claudeが一番合っている。ChatGPTに比べて指示の行間を読む力が高く、「なんか違う」と感じる回数が明らかに少ない。Claudeに頼むのは主に、長めの文章の構成チェックと推敲の叩き台づくり。自分の言葉に近いアウトプットが返ってくるので、修正の手間がずっと少ない。

月額20ドルのProプランで使っているが、元は取れている。ヘビーに使う日は文字数制限に引っかかることもあるので、そこだけ注意が必要だ。

ChatGPT — コードと画像はまだここ

Claudeに移行してから使う頻度は下がったが、完全には手放せていない。画像生成(DALL·E)とコードインタープリターは、ここでしかできない作業がまだある。スプレッドシートのデータを渡してグラフを作らせるとか、Pythonで軽いスクリプトを動かすとか、そういう用途に絞って使っている。

Perplexity — ネット検索の代わり

「最近の情報を調べる」という用途では、Google検索よりPerplexityを開くことが増えた。引用元が明示されるので、情報の信頼性をすぐ確認できる。特にAI関連のニュースや競合調査など、鮮度が必要な調べ物に向いている。無料プランでも十分使えるが、Proにするとソース数が増えて精度が上がる。

Cursor — コードを書くなら手放せない

エディタをVS CodeからCursorに替えたのは半年前だが、戻る気がまったくない。AIによるコード補完は補助的なものかと思っていたが、実際に使うと全然違う。「このファイルにこういう処理を追加して」と自然言語で伝えるだけで、コンテキストを読んだ上でコードを書いてくれる。自分でゼロから書く時間が明らかに減った。

月額20ドルかかるが、エンジニアが本業や副業でコードを書いているなら、迷わず課金していい水準だと思っている。

NotebookLM — 長い資料を読むとき

PDFや長い記事を読むのに使っている。Googleのツールで、資料をアップロードするとその内容に基づいて質問に答えてくれる。「第3章の要点は?」「この2つの資料で意見が食い違っている点は?」といった使い方ができる。無料で使えて、精度も高い。ポッドキャスト生成機能は正直まだ実験的な印象だが、テキスト要約に関しては実用レベルに達している。

消えたツール:正直なところ

上半期で手放したものも少し書いておく。Gemini Advancedは試したが、文章の質がどうしてもClaude・ChatGPTに届かないと感じて解約した。Copilot(旧Bing AI)も同様で、Perplexityがあれば十分という判断になった。画像生成ツールは複数試したが、今は必要なときだけChatGPTのDALL·Eを使う形に落ち着いている。

使い続けるツールの条件

振り返ってみると、生き残ったツールには共通点がある。「特定の作業を確実に速くしてくれる」こと、それだけだ。万能に使えるからではなく、ある一点で代替が効かなくなっているから続けている。逆に言うと、何でもできると謳っているツールほど、気づいたら使わなくなっていた。